
質問です!
インドにおける空港開発の実務経験を積む上で、最も希少性が高く、教授への近道になることが何かを教えてください。それを意識して取組み、シラバスに繋げたいと思います。
とても良い問いです。
ここを意識できるかどうかで、「単なる海外駐在経験」か「教授直結の実務経験」かが決まります。
結論から言います。
結論(最短・確実)
「インドの空港PPP/コンセッション案件で
① 投資判断に関与し
② 政府(中央・州)と交渉し
③ 事業継続 or 撤退の意思決定を経験すること」
この 3点セット がそろうと、
👉 日本の大学で代替不能レベルの実務家教員になります。
なぜこれが「最も希少」なのか
① 日本人で経験者が極端に少ない
- インド空港PPPは
- 法制度が特殊
- 政治色が強い
- 失敗事例が多い
- 日本企業は 参入自体が少数
👉 「やっていない人が9割」
② 論文より「生々しい意思決定」が評価される分野
経営学部・MBAが欲しいのは:
- 成功談 ❌
- 失敗と迷いの記録 ⭕
👉 教授会で刺さるのは
「撤退判断をどうしたか」
③ 大学が最も欲しがるテーマに直結
- PPP
- 官民連携
- 新興国リスク
- ESG
- インフラ投資
👉 全部1科目に収まる
教授直結の「希少経験」ベスト5(優先順位)
【Sランク】(最重要)
投資判断会議への参加
- IRR前提の議論
- 途中での前提崩れ
- Go / No-Go
👉 これがあると「教授候補」
【Aランク】
インド政府・州政府との交渉
- 契約条件変更
- 規制・政策対応
- 政治リスク
👉 日本では語れない内容。
【Aランク】
PPP/コンセッション契約の実務
- 契約条文の意味
- 実際に機能しない条項
- 紛争回避
【Bランク】
事業運営フェーズのKPI管理
- 需要想定の崩れ
- 労務問題
- 安全・品質
【Bランク】
ESG・地域対応
- 住民反対
- 環境規制
- CSRとの乖離
やってはいけない「遠回り経験」
❌ 現地調整のみ
❌ 技術管理だけ
❌ 建設進捗管理だけ
👉 これらは
「代替可能」=教授には弱い。
今から意識すべき「動き方」(実務編)
① 会議に“席”を取りに行く
- 投資委員会
- 事業計画見直し会議
- 政府折衝の同席
👉 発言権より同席実績。
② 「失敗ログ」を作る(超重要)
- 想定
- 現実
- なぜズレたか
- どう判断したか
👉 これがそのままケース教材。
③ 契約・資料を“教育目線”で読む
- なぜこの条文?
- 実務ではどうなる?
- 学生にどう説明する?
シラバスへの落とし込み(例)
新科目案
「新興国PPP事業の投資判断と撤退戦略」
授業回
- 第7回:投資前提が崩れた時の意思決定
- 第13回:政府交渉と契約変更
- 第14回:撤退判断ケース
👉 すでに教授級テーマ
時間軸(あなたの場合)
| 年 | やること |
|---|---|
| 今〜2年 | 投資・交渉経験を意識的に積む |
| 2〜3年 | ケース化・非常勤 |
| 3〜4年 | 特任教授 |
👉 全く遅くありません。むしろ最適。
一言でまとめると
「成功」より「判断」
「実績」より「迷い」
「技術」より「決断」
これを意識して3〜4年動けば、
教授への距離は一気に縮まります。

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