本日も、張り切って行きましょう。
現在の株式市場は、日米ともに強い上昇基調にある一方で、過熱感と下落リスクを併せ持っています。
1. 日本株の現状と上昇要因
日経平均株価は現在、4万5500円近辺で史上最高値圏にあり、PER 18.5倍(理論値約4万6118円)のラインが意識されています。
この力強い上昇の主な要因は、マーケットの需給状況が異常な状態にあるためです。
• 異常な空売り水準:
売り残が1兆円超えという異常値を記録しております。
• ショートカバーの発生:
この空売り勢が焼かれ、ショートカバーが上昇の燃料となり、市場全体に「受給ボーナス」が発生しています。
• 半導体株の牽引:
米国市場のグロース株優勢の動きと連動し、日本の半導体関連株(レーザーテック、アドバンテストなど)が爆上げを牽引しています。
2. 最大の警戒感
市場が過熱している一方で、配当落ち後の急落に対する強い警戒感があります。
• 2018年相場との類似:
現在の急落からのV字回復の動きは、2018年(米中貿易戦争勃発時)の相場パターンに酷似しており、当時も配当取りで天井を打った後に急落が発生しました。
3. 政治イベントと米国市場の動向
自民党総裁選が始まり、市場は政治動向にも注目しています。
• 総裁選と株価: 一般的に、自民党総裁選の期間中は株価が上昇しやすい傾向があります。
• 有力候補と市場期待:
有力候補である高市氏と小泉氏の二人とも、先週までの水準と比較すれば「円安・株高」路線と見なされています。特に高市氏が当選した場合は、財政拡大・リスクオン(高市トレード)期待により、さらなる円安・株高が濃厚とされています。
• 米国市場の過熱:
米国S&P 500は、段階的な利下げ開始とAIバブルに支えられて最高値圏にありますが、PERは30倍超と非常に割高な水準にあり、高リスク・低リターンになりがちです。
• 今週の注目点(米国):
今週は、パウエルFRB議長の講演(水曜・日本時間)での追加利下げへの姿勢、およびFRBが最重視するPCEデフレーターの発表(金曜・日本時間)が注目されます
<まとめ>
「短期的には上昇する可能性が高いが、複数の明確な下落サインを伴う急落リスクが直後に控えている」、、、です。

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