「深化(Exploitation)」と「探索(Exploration)」

CQ1 「深化(Exploitation)」と「探索(Exploration)」を企業が並行して実践することが難しいのは何故ですか?(5行程度) ※日本語訳の字幕設定ができます。

CQ1:

アンゾフで言うと「多角化」が「探索」に当たる。従って新規製品×新規市場へのチャレンジとなり、既存資源を活用できず、長期的な視点で不確実性のあるハイリスクハイリターンな領域となる。一方、「深化」は既存の製品・市場を活かし、より短期的な視点で確実性が高いローリスクローリターンな領域。実際、経営陣は、企業成長には「探索」が重要であると理解するが、「探索」を声高に唱えるも、専門組織を設けず自発的性に期待するのみ。専門組織を設けたとしても経営陣はロースクハイリターンの「探索」しか承認せず、いずれ「探索」は頓挫し、「深化」だけになる。

CQ2 あなたの勤務先の企業では実践できていますか? Yes, Noの立場を決めて、その理由を述べてください。(5行程度)

CQ2:

No。2,3年前に経営陣が「深化」に加え「探索」を重視する姿勢を打ち出した。しかし、自主性を重んじた活動であり、専門組織設立、評価基準変更、投資判断基準変更等、組織や仕組みが既存のままであった。結果、企業風土・意識改革も進まず、「深化」と呼べるチャレンジ案件があまり生まれていない。最近では既存の製品・市場を深堀りによる新規事業を経営陣が重視する傾向があり、「深化」重視の姿勢に戻っている

CQ3 上記でesの場合には、この状態を維持するための実現可能な対応策を述べてください。 Noの場合には、状況を改善するための実現可能な対応策を述べてください。(5行程度)深化は短期

CQ3:

経営陣として「探索」を重視する姿勢を明確に出し実行する必要がある。具体的には戦略・組織・人事評価・投資判断を「探索」と「深化」で分離する。人材選定は可能な限り希望者のみとする。「探索」要員が、より長期的かつイノベーティブな戦略を策定し、それを経営陣に説明し承認を得るための戦略立案スキルを身に付ける策が必要である。例えば戦略系人材の中途採用、人材育成の充実。また広報部を通じて「深化」活動のプロセス・結果を社内全体で積極的に発信することで、会社として「深化」を重視する姿勢が浸透し活動が加速する。

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