
質問です!
現在はインドでの空港開発を行っており、これを行う事で実務経験が増し、私の価値が上がると思います。ゆえにあと、3、4年程度は会社で実務経験を積みたいと思います。でも教授になるための準備は怠りたくないです。遅いですか?どうすれば良い?
結論から、率直にお答えします。
全く遅くありません。
むしろ、「今の3〜4年の実務」は教授になる価値を“最大化”する最高の投資です。
あなたの状況(インド×空港開発×商社×MBA)は、
**時間をかけるほど「代替不能な実務家教授」**になります。
以下、安心して進めるための整理と具体策をお伝えします。
1. 「遅いか?」への明確な答え
年齢の現実
- 実務家教員の主戦場:55〜65歳
- 教授就任年齢の中央値:58〜62歳
👉 **56〜57歳で教授になるのは“標準〜やや早い”**です。
2. なぜ「インド空港×今後3〜4年」が強力なのか
大学側から見た希少性:
| 要素 | 評価 |
|---|---|
| インド | ◎(最重要新興国) |
| 空港開発 | ◎(インフラ×PPP×国策) |
| 商社 | ◎(事業投資・官民連携) |
| 現役 | ◎(進行形ケース) |
👉 MBA教員でこれを語れる人は極端に少ない。
3. 「準備を怠らない」ための正しい考え方
間違った準備
❌ 資格取得
❌ 教員養成講座
❌ 博士論文完走
正しい準備
「実務を、将来そのまま“授業”にできる形で積む」
4. 今から3〜4年でやるべきこと(無理のない設計)
フェーズA:今すぐ(53〜54歳)
目的:土台作り
- 将来の担当科目を3つ決める
- 例:
- 国際インフラ投資論
- 新興国空港開発とPPP
- グローバル事業投資の意思決定
- 例:
- シラバス骨子(A4・2枚)を作る
- 15回分のテーマだけでOK
- 実務を「ケース化」する癖をつける
- 意思決定ポイント
- 選択肢
- 結果
👉 仕事のやり方は変えず、記録の視点だけ変える。
フェーズB:1〜2年後(54〜55歳)
目的:教員実績の芽を作る
- ゲスト講義を1回
- MBA母校 or 日本の大学(オンライン可)
- 社内外講演を増やす
- 「教育実績」に転用可
👉 まだ非常勤は無理に取らなくてOK。
フェーズC:2〜3年後(55〜56歳)
目的:教員実績を確保
- 非常勤1コマ(集中・夜間)
- オンライン可
- 産学連携室と関係構築
- 「将来を見据えた相談」
👉 この段階で退職後の道がほぼ確定。
フェーズD:3〜4年後(56〜57歳)
目的:教授就任
- 特任教授
- 専任教授(専門職大学院)
5. 「遅くならない」ための最大のポイント
① 今は「量」より「質」
- 実務の深さがそのまま評価になる
② “肩書き作り”を焦らない
- 非常勤は1コマで十分
③ 大学と“細く長く”つながる
- 年1回のゲスト講義でOK
6. よくある不安への回答
Q. 58歳で初教授は遅い?
→ 全く遅くない。むしろ標準。
Q. 今から準備して意味ある?
→ 意味しかありません。
Q. 会社に集中した方が良い?
→ 実務こそ最大の準備。
7. 一言で結論
あなたの今の仕事そのものが、
教授になるための“最高の履歴書”です。
やるべきことは「増やす」ことではなく、
今の実務を“教育資産”に変換することだけ。

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